ネガティブ人間だけど「楽しければまぁいいか」が基本思考。異空間を満喫中な「なおい」の自由気ままなブログです。…たぶん。
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プロフィール
HN:
なおい
年齢:
36
性別:
女性
誕生日:
1987/11/11
自己紹介:
【活動情報】
当日制作を1月1回の目安で。
一身上の都合により、外部スタッフ参加は今お話をいただいているところ以外はしない予定です。
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最近壮大な夢をよくみる。
つい最近みた夢もまたすごい。
親を亡くして、弟と一緒に宗教的な組織に引き取られた姉。
組織では教祖様を崇めているが、そもそも組織の起こした戦争で親を亡くしているためそんな気の全くおこらない姉。だからといって組織を怨んでいるわけではない。
戦争は起こるものだ。弟さえ守れるなら、と感情を押し殺している。組織の軍の無口な若者が一人、守るように心配するようについてくれているが、それにも心動かされない。
だが、ある日。
弟が洗脳されたのか、集団で暗殺行為を繰り返す少年隊に入ってるのを見て慟哭する。引き止める姉。それをまるで赤の他人に対するかのように振り払い、行ってしまう弟。
愕然とし、憔悴する姉は見守る軍の若者と一緒にエレベーターに乗り込む。これから自分にも仕事があるらしい。
途中、セーラー服の女の子たちが乗り込んできた。自分より若い。ここがどこなのかよく分かっていないようだ。その女の子たちをエレベーターに押し入れたのも、同じ服をきた少女だった。扉が閉まる瞬間、その少女は口元だけで微笑んだ。
姉は恐ろしいと思った。
エレベーターに乗ったら降りられない。待つのは己の意志とは関係なく働かされる地獄だけ。
それをあの少女は知っていたのだ。
知っていて、のせたのだ。
心底、恐ろしいと思った。
それからしばらくたった。
姉は砦にいた。湖に面した石造りの砦。番人もおらず、普段人も通らないんだろう。埃っぽく、石の隙間から苔が生えていた。
そんな寂れた砦で姉は迷っていた。
組織から逃げ出して追われる身だ。
目の前に黄ばんだ紙の貼紙。
「釣れたら黄金の…が!挑戦料3000を今なら1000に!」
逃亡生活には先立つものが必要だ。
だが、所持金はちょうど1000。
どうしたものか。
ふと、騒がしくなった。
慌てて物影に隠れる。
二人の若者がいた。クールなのとうるさいの。
…追っ手ではないようだ。むしろ、同じく逃亡中のように見える。
二人も貼紙を見ていた。
「確実に釣れる。……卵があれば」
クールなのが言った。
卵?…持っている。
逃亡の際に一つだけ拝借したのだ。ゆで卵にでもしようかと思って。
どうする?卵と引き換えに山分けか仲間に入れてもらうか。
彼らは信用に足るだろうか。
自分は、逃げ出し、そして弟を助けないといけないのに。
姉はじっと息を潜めて観察した。
そして気付く。
クールなほうが、あの日自分を見守っていた無口な軍の若者だということに。
夢は小説よりも奇なり。
つい最近みた夢もまたすごい。
親を亡くして、弟と一緒に宗教的な組織に引き取られた姉。
組織では教祖様を崇めているが、そもそも組織の起こした戦争で親を亡くしているためそんな気の全くおこらない姉。だからといって組織を怨んでいるわけではない。
戦争は起こるものだ。弟さえ守れるなら、と感情を押し殺している。組織の軍の無口な若者が一人、守るように心配するようについてくれているが、それにも心動かされない。
だが、ある日。
弟が洗脳されたのか、集団で暗殺行為を繰り返す少年隊に入ってるのを見て慟哭する。引き止める姉。それをまるで赤の他人に対するかのように振り払い、行ってしまう弟。
愕然とし、憔悴する姉は見守る軍の若者と一緒にエレベーターに乗り込む。これから自分にも仕事があるらしい。
途中、セーラー服の女の子たちが乗り込んできた。自分より若い。ここがどこなのかよく分かっていないようだ。その女の子たちをエレベーターに押し入れたのも、同じ服をきた少女だった。扉が閉まる瞬間、その少女は口元だけで微笑んだ。
姉は恐ろしいと思った。
エレベーターに乗ったら降りられない。待つのは己の意志とは関係なく働かされる地獄だけ。
それをあの少女は知っていたのだ。
知っていて、のせたのだ。
心底、恐ろしいと思った。
それからしばらくたった。
姉は砦にいた。湖に面した石造りの砦。番人もおらず、普段人も通らないんだろう。埃っぽく、石の隙間から苔が生えていた。
そんな寂れた砦で姉は迷っていた。
組織から逃げ出して追われる身だ。
目の前に黄ばんだ紙の貼紙。
「釣れたら黄金の…が!挑戦料3000を今なら1000に!」
逃亡生活には先立つものが必要だ。
だが、所持金はちょうど1000。
どうしたものか。
ふと、騒がしくなった。
慌てて物影に隠れる。
二人の若者がいた。クールなのとうるさいの。
…追っ手ではないようだ。むしろ、同じく逃亡中のように見える。
二人も貼紙を見ていた。
「確実に釣れる。……卵があれば」
クールなのが言った。
卵?…持っている。
逃亡の際に一つだけ拝借したのだ。ゆで卵にでもしようかと思って。
どうする?卵と引き換えに山分けか仲間に入れてもらうか。
彼らは信用に足るだろうか。
自分は、逃げ出し、そして弟を助けないといけないのに。
姉はじっと息を潜めて観察した。
そして気付く。
クールなほうが、あの日自分を見守っていた無口な軍の若者だということに。
夢は小説よりも奇なり。
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